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土踏まず(内側縦アーチ)の成長の考え方

今日のテーマは「土踏まず」についてです。


サルにはなく、人にはある「土踏まず」。土踏まずは「アーチ」とも呼ばれており、このアーチには3つのアーチがあります。

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この3つのアーチの中で、一番最初に成長するのは

「内側縦アーチ」 です。


そして、アーチの中で最も大きな部分を占めているのも

「内側縦アーチ」です。


なぜ内側縦アーチが一番最初に成長するかというと、内側縦アーチに最も荷重がかかるからです。




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基本的に、歩くときは身体の中心に親指がありますので、


歩くときは内側縦アーチに比重が多くなりますし、


肩幅で立つ場合は両足の内側縦アーチ間で、身体のほぼ全てを支えます。


子どもが足を揃えて立たずに、肩幅で立つのは足の成長が未発達だからです。


内側縦アーチは8~10歳頃に完成し始めますが、スポーツを頑張っている子どもたちは

もっと早く内側縦アーチが育ってきます。


そして、内側縦アーチが完成したのちに、3つのアーチが完成するのに3年程度時間を要しますが、


小さい頃にサッカーばかりの動作を行ってしまうと、内側縦アーチに依存した動作しかできなくなるかもしれません。


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3つのアーチをバランスよく使えるようになると、


身体中心から軸足をズラしてキック出来るようになり、


身体全身を弧にして、遠心力でボールを蹴れるようになります。


しかし、内側縦アーチに依存していると、身体の中心の真下に軸足を置いてしまうので、とても体の動きが窮屈になります。


つまり、3つのアーチが完成していない状態で、小さいころからサッカーばかりしていると内側縦アーチに依存してしまうのでは?という仮説を持っています。


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実際に、サッカーをしている子どもたちのインソールを見てみると、拇趾球(親指の付け根)や親指の削れが目立ち、親指以外のインソールの削れがなく、かなり親指に依存していることが分かります。






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弊社のインソールを見てみると、5本の指の跡が見られ、特に小指と親指の削れが目立ちます。


小指がしっかりと使えていることがとても重要です。


私たちのインソールを使用すると、内側縦アーチに依存せず5本の指が使えるようになります。


育成年代は内側縦アーチに依存しやすいため、「週5日以上サッカーに取り組んでいる選手」に使用を勧めています。


もちろん、インソールを使用せずとも5本の指をバランスよく使えている選手もいます。すべての選手にインソールが必要な訳ではなく、その人の身体の特性や日々の運動量、グラウンド状況などを考慮しておススメするようにしています。


もちろん、怪我予防の観点では、インソールを使用した方が安心という考えは持っています。


自分の足はどうなんだろう? と思った選手は、足型の測定などで自分の足の使い方を知ることができます。


ぜひ、インソール販売店の先生方に相談してみてください。


自分が普段使用しているインソールを見てみても新しい発見になると思います。


最後までお読みいただき、ありがとうございました!!

 
 
 

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